7P

従来のマーケティングミックスの4Pである、製品(product)、価格(price)、プロモーション(promotion)、流通(place)に加えて、サービス業や製品の付随機能としてのサービスに関するマーケティングミックスとして、さらに「人(Personnel)」「プロセス(Process)」「物的証拠(Physical Evidence)」の3つを含めた7Pがあります。

人(Personnel)

自社の従業員や販売代理店などの協力会社も含んだ人員の対応などの人的サービスの質や、店舗における顧客層のことで、PeopleやParticipants(参加者)とすることもあります。

例えば、飲食店では接客する従業員の質や対応、態度だけでなく、周囲の顧客そのものや顧客が醸し出す雰囲気なども、今後その店を利用するかどうかに影響を与えることはイメージできるのではないでしょうか。

プロセス(Process)

業務プロセスや受注からサービス提供にいたるまでのプロセスのことです。この時間が短いほど顧客の満足度も高まります。

物的証拠(Physical Evidence)

サービスというものは、それ自体は目に見えません。サービスの内容や品質に関して、購買を検討している人に伝わるように可視化されたものや、契約書や取り交わされた覚書などが物的証拠になります。

理解度Check

以下の文章は正しいでしょうか?もし間違っているならどこが間違っているでしょうか?

無形財であるサービス財は有形財とは異なるマーケティングミックスがあるが、それは無形財と有形財の特徴の違いによるものである。

○正解
有形財と無形財の特徴の違いはしっかりと把握しておきたいです。

マーケティング概論

STP

マーケティングミックス